2013年1月31日木曜日

清涼院流水「清涼院流水の小説作法」

ここの本屋はいつ来てもツボなラインナップだぜ〜
という某本屋にてふいに見つけました。
そうだ、そういえば流水さんってなんか色々やってるんだね。と思ったまま購入していなかった。
それが「清涼院流水の小説作法」でした。

 
そして読んでみると、中は流水さんがどうやって小説を書き始め、仕事にし、どんなことが起こっていったのか、そういう小説家(大説家ですが!)としての色々が雑多に書いてあり、いわゆる小説家になりたい方へのアポローチになるものではありませんでした。
逆に各所にて、こういう人は物書きに向かない、という事を何度も強調されています。それを読んで思ったことは、そのぐらい甘い気持ちで業界に入り、そして去っていくことが多いのかな?と漠然と思いました。それはいわゆる現代アートの分野でのアートティストの誕生と廃業に近いんだろう、そう思いました。ちょっと前の村上隆さんの「創造力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」」にもそういういった内容がありましたね。

まあ難しいことは置いておくとして、 とにかくやっぱり清涼院流水は面白い!「パーフェクトワールド」で心が折れてしまっていたのが勿体なかったと……ということで、近年のものから「コズミック・ゼロ: 日本絶滅計画」「キング・イン・ザ・ミラー」「成功学キャラ教授 4000万円トクする話」も注文しちゃいましたよ(汗
うーん、古いのは読むなってあったけどコズミックやジョーカーとかまた読みたくなっちゃったのよね。




2013年1月28日月曜日

シド・ミード「MEAD GUNDAM [復刻版]」

ということでシド・ミード氏の「MEAD GUNDAM [復刻版]」を復刊さんにて購入しました!
以前、とある本を注文したのですがどんどん店頭にならび、Amazonでもすぐ発送の状態にも関わらず、復刊からの発送が数日後を予定とかになっていてブチ切れ(すみません……)たことがあって、それから初の注文で不安でしたが無事に到着、と思ったんですが発売日みたらやっぱっり到着まで1週間ほどかかってますね……だ、駄目だ。

 正直、注文のタイミングでは復刊でしか取り扱いがなく渋々注文したのですが、今見るとAmazonとかあるんですね(汗
まあ、手に入らないより1000倍良いことなのでいいか。

今回の「MEAD GUNDAM [復刻版]」は初めてみました。シド・ミード著となっているものの、実態としては編集を担当されて高橋良平さんの功績ともいうべき良書。
サンライズからミード氏へのモビルスーツの依頼から完成まで、その経緯が丸々っと掲載されているとても興味深い内容です。メカデザインのみならずキャラクターデザイン、工業デザインなど、実際にデザインを引かれる・描かれる方はぜひ!といった内容に思えました。
さらに、中では富野監督からのテキストもあり、そこもまた珍しいものだと思います。

眺め終えた身としては……
「ミードモビルスーツを作りたい!」
に尽きます。そのうち購入しよう(笑)


2013年1月27日日曜日

至道流星「大日本サムライガール」1巻

今年に入って長年温めていた至道流星(しどうりゅうせい)さんの「大日本サムライガール」を読み始めました!

イラストはまごまごさんで繊細な線ときっかりとした塗り、正に今をいくタッチだと思います、かわいい!上手い!

至道流星さんは「雷撃☆SSガール」で楽しませてもらいまして、その後の作品もいくつかつまんではいましたが、つまんでいた程度。
ということでこの「大日本サムライガール」も買ってはみものの、となっていたのです。それがふと読み始めてみるとなんと面白いことか!
振り返ると「雷撃☆SSガール」はまだまだライトノベル的な小説にしようと四苦八苦な印象であり、今の「大日本サムライガール」は完全に至道節ともいうべき文体が確立されているんだと思います。

内容は帯のまま、アイドルとなって頂点を極めること=政治活動として突き進む女の子の話です。最初、まずはアイドルになるところから全国に知られるまでの一巻でした。
これから二巻ですが以降は巻毎に舞台というか、テーマが変わっていくそうです。マスコミに絡んでいない方にはかなり新鮮なんだと思います。
プロモーションなどに関わったことがある身としては、どの業界もアイドルも同じように大変だなあ〜などと思ってみたりもしました。

現在四巻まで出ているのですが、三巻までしか買ってない!早く続きを読みたいと思います……


2013年1月3日木曜日

2013年あけましておめでとうございます!

という事で本年もどうぞよろしくお願い致します。
なのですが、去年はポンポンとがんばっただけでほとんど更新ができませんでした。
やはり複数のブログ更新は難しいものです。
なので、今年はあまり張り切らずに「これは良かった!」「気に入った!」そんなものに焦点を絞って更新したいと思っています。
あとは2012年の〜のようなみんながみんな注目しちゃっているようなヤツは避け、自分で見つけたものや注目しているやつへ絞っていければと思います。

よろしくお願いします〜

ちなみに今年2013年は、ずーっと待ち焦がれていた作品がついに単行本になります!
それは、庄司 創(しょうじ はじめ)さんの
『勇者ヴォグ・ランバ』
です!!


いわゆるSFです。絵のタッチも含めて独特ですね。アフタヌーン誌は昔っから独特な雰囲気、ちょっと影のあるような絵が多い気がしますが、まさにこれもそういう種類かと思います。
庄司さんのブログもあります。
>>>庄司創のブログ
と、久しぶりに読んだら1/25の次号で最終話とか!!
この数ヶ月アフタヌーンはどんどん連載が終了しており、これは悲しみに追い打ちをかけられました。
しかし、現在Amazonに絵がありませんがちょっと気になった方はぜひ!

 それとウルトラジャンプも好みの物が無くなってきてしまい、ジョジョリオンはコミックスでもいいかあ〜と思った矢先に、漫画:大暮維人×原作:舞城王太郎による『バイオーグ・トリニティ』がはじまってしまって、まだ買い続けています。
まあ、創刊号から買い続けているので、止めなくてもいいってことなんでしょうか、悩みどころです。